TOKYO2020

支える2020の仕事

東京2020パラリンピック出場決定

選手インタビュー JUN TAZAWA 田澤 隼

シッティングバレーボール

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東京2020パラリンピックの開幕もあとわずか。日本代表に決定したリクルート所属アスリート3名は、これまでどんな競技生活を送り、何を想って大会に臨むのか。

−日本パラバレーボール協会から内定を取得したときはどんな気持ちでしたか。

東京2020パラリンピック出場を目標に練習してので、ほっとしました。日本パラバレーボール協会から内定の知らせを受けて、ようやくみなさんに安心して伝えられると思いました。

−東京2020への抱負を聞かせてください。

東京2020は、自分がシッティングバレーボールを始めてから最初に開催されるパラリンピックですし、パラリンピックに出ることも初めてなので、思い入れが強いです。シッティングバレーボールを始めた時には、既に東京2020の開催が決まっていたので、出場は大きな目標でした。これが一つの集大成になるのかなと思います。記録を残したいですし、今まで応援してくださったみなさんのために精一杯プレイしたいです。

−初めてシッティングバレーボールをしたときはどうでしたか。

小学生のときからバレーボールを続けてきましたが、シッティングバレーボールと出会ったのは、事故に遭って4年ぐらい経ってからなんです。初めて見たときは「こんなバレーボールがあるんだ」と思いました。実際にやってみたら、これまでの経験もあってボールを扱う技術はありましたが、手を使って体を移動させてボールを取ることは難しく、全然違っていて、動きに慣れるまで大変でした。

−コロナ禍ではどのように活動していましたか。

最初の緊急事態宣言が出てからは、全然練習できない日々が続きました。自宅でのトレーニングがほとんどで、ボールにほぼ触れなかったんです。それまで2ヶ月間もボールに触れないことがなかったので、「このままで本当に大丈夫なのかな」と不安になりました。緊急事態宣言が解除されてからは、とりあえず自分たちで体育館を探し、ほかの選手も呼んで一緒に練習していました。

−シッティングバレーボールの見どころはどんなところですか。

ひとつは、スピード感です。シッティングバレーボールは床から近い位置でボールが行き来するので、スピード感があるんです。ふたつはコートが狭くて選手同士の距離が近いので、白熱したラリーが続くところです。また、観戦する人にとっては、お尻を滑らせて移動してプレイするところが面白いかもしれません。バレーボールなら足で動いて、手でボールを取りますが、シッティングバレーボールでは手足両方を使って移動して、手でボールを取ります。手を使う動作が一つ多い分だけ難しいと思うので、それが見どころにつながると思います。

−東京2020での目標を聞かせてください。

メダル獲得を目標にしています。日本代表の世界ランキングは今12位ですが、メダルに向けて頑張っています。シッティングバレーボールはジャンプがない分、体格差による影響が大きいです。体格のいい海外の選手と戦うために、日本代表の強みであるレシーブ力やスピード、そしてチーム力に焦点を当てて練習に励んでいます。シッティングバレーボールはまだマイナーなスポーツなので、東京2020パラリンピックでたくさんの方にこの競技を知っていただきたいです。そのためにも、みなさんの心に残るプレイができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。